仮想環境よりもデュアルブートの方が快適な7つの理由
私は今までLinuxを使うのにVirtualBoxでやってきましたが、最近デュアルブートにしてからその快適さに感激しているところです。もうVirtualBoxやVMwareなどの仮想化ソフトには戻れません。
この記事では、デュアルブートによるメリットを列挙してみたいと思います。
ちなみに私の環境はWindows10 + Ubuntu14.04です。デュアルブートはやってみれば非常に簡単にできるので、是非やってみてください。
1. 速い
これは言わずもがなですが、最も重要なポイントです。デュアルブートではPCの性能をフルに引き出せるので、VirtualBoxのように、スピードの遅さにいらつくことはありません。作業効率が段違いです。
2. Windowsとドラッグアンドドロップでやりとりできる
WindowsのCドライブがデフォルトでマウントされているので、なにも考えずにWindowsと全てのファイルを共有することができます。もう、わざわざ共有フォルダを作る必要はありません。
3. もうLinuxを立ち上げるのにWindowsを介する必要はありません
Windowsを起動しても何もせず、すぐにLinuxを立ち上げるという経験はありませんでしたか? そんな無駄なことをしていたことを悔やむ事になるでしょう。OSを2つ立ち上げる時間がもったいないです。デュアルブートにして初めからLinuxを立ち上げよう。
4. デバイスやディスプレイとの親和性が段違い
VirtualBoxやVMwareを使っていて、2つのディスプレイやプリンタをうまく認識しなかったりしたことはありませんか?デュアルブートなら当然そんなことはありません。もうGuest Additionのことは忘れてしまいましょう。また、VirtualBox上では、せっかくGPUがあるパソコンでも、グラフィックカードを活用することが非常に困難です。そのため、CUDAプログラミングもできないということになります。
5. 電源効率が上がる
これもある意味当然ですが、OSを2つ立ち上げていたら、電源が早く減っていくのは自明です。デスクトップならいいですが、ノートPCの場合、これは致命的です。
6. メモリをフルで使える
いままで仮想化ソフトウェアではWindowsOSと共存するために使用できるメモリは限られていました。ディアルブートならメモリの割り当てなど考えずに、フルで使うことができます。
7. 煩わしい手間から開放される
VirtualBox上のLinuxのスピードがでない、といってあれこれカスタマイズ必要はありません。Guest Additionや共有についてもそうです。面倒なことをして時間を使う必要ありません。
VirtualBoxは素晴らしいソフトウェアですが、Linuxをメインに使う人にとっては上記の点からデュアルブート、もしくはクリーンインストールのほうが優れています。
デュアルブートは以下の記事を参考にやってみてください。